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2022.12.27

川上元美デザインを代表するCochiに続く、新作「KIMEチェア」。

 

今年7月の開館以来、各誌で取り上げられ話題の石川県立図書館。

館内の棚をはじめ家具全般のインテリアプランを担当したのは、リアルスタイルの家具も手がけるインテリアデザイン界の巨匠、川上元美氏です。

 

 

その中でチェアやベンチをセレクトする際には、椅子の素晴らしさを伝えようと、川上氏が考える世界の名作椅子を取り入れることにしたそうです。

その中の一脚に、リアルスタイルの「Cochi」が採用されました。

 

 

図書館の顔とも言えるメインの空間におさめられています。

それを知った時には、驚きとともに嬉しさが込み上げてきました。

 

 

これまでに数えきれないほどの椅子を各社でデザインされてきた中で、リアルスタイルで一緒に作った椅子をセレクトしてくれたのが、本当に嬉しかったですね。

川上氏の中でもCochiは一番の自信作なのだと言ってくれているようでした。

 

他の展示会でも、川上元美デザインのメインとして置かれていたことからも、一押しのアイテムになっていることがうかがえます。

 

 

Cochiを開発する時、日本の現代の椅子として極めたいという想いがまずありました。

 

日本ならではの繊細なものづくりによる座り心地と、日本人の生活スタイルにあった寸法。

例えば、土足では座らないことや、座った時の背当たりなど、日本人が日本で使うために極めた美しいフォルムの椅子をデザインして欲しいとオーダーしました。

 

 

一般的に木のフレームチェアはクッションが薄くて座り心地がチープになりがちですが、Cochiの吸い付くような座り心地は、座った誰もが驚きます。

いろいろ座ってみればみるほど、この椅子が欲しくなってしまうと言います。

 

これは、日本で巨匠と言われる円熟味ある研ぎ澄まされた川上デザインならでは。

座面や背面の取り外しができて、張り替えが容易にできるメンテナンス性も魅力です。

 

 

図書館の竣工式の後には、リアルスタイル金沢店にて川上デザインの新作チェアを披露するトークイベントを開催しました。

新作KIMEチェアも、Cochiチェアと同様に川上氏が自他ともに認める椅子となりました。

 

 

Cochiのコンセプトイメージを踏襲しながらも、ディテールをさらに削ぎ落として価格を抑え、Cochiよりも多様なシーンで使ってもらえるようにすることで、川上元美氏とリアルスタイルの世界をもっと広く味わってほしいという想いが込められています。

 

座面の取り外しはCochiと同じで、腰にキュッと入る背当たりも同じです。

 

 

何より、KIMEチェアは後ろから見たフォルムがものすごく綺麗です。

脚がすっと伸びている姿が本当に美しい。

背当たりと後ろ脚しか見えない、驚くほどの抜け感がある椅子です。

 

川上氏のこだわりが詰まっていて、ちょっとしたディテールやラインが、家具を知る我々にもたまらないわけです。

これまでのデザイン経験や、美しいものへの表現の極み。

それらが織りなす造形美をぜひご堪能ください。

2022.12.27

リアルスタイルを代表する、究極のパーソナルチェアをめざして。

 

一生もののパーソナルチェアとして不動の人気を誇る、カールハンセン&サンのコロニアルチェア。

軽くて座り心地がよい、その計算し尽くされた絶妙なバランスに惚れ込み、人生の相棒にと選びたくなる気持ちも分かりますが、もう少し使いやすい手すりがいいよね。

 

 

そんな発想から、リアルスタイルの代表作として、パーソナルチェアの極みをつくろう!ということになり、デザイナー藤森泰司氏との開発がスタートしました。

 

 

ヴィスキオラウンジチェアは、ゆったりと腕を支えてくれ、グラスや小物を置ける広さのある手すりを持ちながら、軽快感のあるパーソナルチェアです。

手すりはしっかりしているのに、浮いているような軽快感を持つことにこだわりました。

 

 

もちろん、極上の座り心地は絶対です。中綿・羽毛・ウレタンの構成を吟味し、何度も調整を重ねて最高の座り心地を見事に表現しています。

座った瞬間に包み込まれるような感覚は、見た目からは想像もつかないでしょう。

 

 

少し後ろへ傾斜した座面、背もたれの角度、張りのある座り心地のクッションなど、細部に至るまで丁寧に仕上げられています。

ディテールを駆使して軽快さを表現し、後ろ姿まで意識された美しいチェアです。

 

Viskio(ヴィスキオ)とは、エスペラント語で「ウィスキー」のこと。

ロックグラスを肘掛けに置いて、好きなお酒をゆっくり飲みながらくつろげるようにと名付けられました。

イタリア語では「宿り木」という意味にもなるのだとか。

休息時間にぴったりのラウンジチェアとなりました。

 

 

そして同じディテールで、ハイバック、二人用、オットマンも加わり、すべてのラインナップが整いました。

特にハイバックはお客様からの要望も多く、ホテルなどのラウンジでも使いやすいよう配慮されています。

リアルスタイルの自信作をぜひ店頭でご覧ください。

2022.12.12

スペリオルソファと、エリーデイベッドが仲良く登場。

 

リアルスタイルの家具に付けられる名前の由来を、すでにご存知の方も多いでしょうが、その多くは北米の地名から来ています。

今年デビューしたばかりで人気を集めたスペリオルソファは、五大湖のひとつ、スペリオル湖に由来しています。

有難いことに試作がすぐに売れ、「こんなソファが欲しかった」と、多くの声をいただき嬉しい限りです。

スペリオルソファは、これまでのソファのいいとこ取りをしているとも言えるでしょう。

 

 

リアルスタイルのソファには、デイベッドの考え方がベースにあります。

ソファにフラットシーツをかければ、そこで心地よく寝られるようなしつらえです。

言い換えれば、寝られるほどゆったりと座る余地を持っているということ。

ソファにきちっと座るというよりも、寝転がる人が多いという日本の暮らしにもマッチしています。

きちっと座るスタイルが多い北欧のソファよりも、寝転んで気持ちいいイタリアのソファに似ています。

 

そんなデイベッドの考え方で開発された代表的なものがシアトルソファで、ふかふかの布団そのものが乗っています。

 

 

スペリオルソファは、まず浮遊感があって、木の風合いを持ちながらもシャープで軽やかで、

それでいて座り心地の良いソファをと考案されたものです。

 

リアルスタイルで人気のソファと言えば、キングストンや、

 

 

オンタリオですが、

 

 

キングストンのようにスタイリッシュな印象と、オンタリオのようなどっしりとした座り心地を両立しています。

豊富なサイズバリエーションが、リビングでの過ごし方に応じた自由なレイアウトを可能にしてくれます。

 

このスペリオルソファのディテールを共有したのが、リアルスタイルでは初めてとなる専用デイベッドのエリーです。

大きな特徴はスプリングを使っていないこと。

一般的なベッドマットがスプリングで構成される中、スプリングを使わなくても天然素材で最高の寝心地を表現できたのは、京都の老舗寝具メーカー「IWATA」の協力で製作しているからです。

このスプリングを超えた匠のマットレスにより、寝返りのしやすさからも実感できる最高の寝心地に。

 

 

ウールとヤクの長毛を採用し、メンテナンスしながら一生使えるものになりました。

天然毛は保湿性・吸湿性・放湿性に優れ、夏は蒸れにくく冬は暖かい、四季を通して快適にお使いいただけます。

 

 

エリーデイベッドは円柱形の脚が標準装備ですが、さらにスタイリッシュな重厚感を表現するために、船のイカリを作る伝統の職人術で家具を作っている鉄工所にオーダーする鉄脚での製作も可能です。

浮遊感のあるスペリオルソファとエリーデイベッド、ぜひ店頭でご覧ください。

2022.10.28

秋の夜長に、ワンランク上の香りを。

いつもと変わらない空間や、何気なく過ごしている時間が、香りひとつでこんなにも別世界を感じられるとは。

ここ最近でルームフレグランス、それもハイエンドな香りのニーズが高まっているのは、そうした体験をしている人が多いからではないでしょうか。

 

豊かな香りを長く楽しめるルームフレグランスは、秋の夜長にもぴったりです。

 

 

リアルスタイル本店では、この10月に新たにフレグランスコーナーを立ち上げ、世界の選りすぐりのハイエンドな香りが揃いました。

これだけのブランドが1つのコーナーに揃うとは、かなり珍しいのではないでしょうか。

名だたるハイブランドの中から、ブランドが掲げるコンセプトやデザイン、その香りにじっくり触れることができます。

それらを比べながら楽しみつつ、自分に合う香りを体験して選べるのは、名古屋ではここだけといっても過言ではありません。

 

 

中でも特筆すべきは、国内初登場となる日本のお香ブランド「Awaji Encens」。

 

これは海外ヨーロッパ向けに商品開発されたもので、国内での販売はここリアルスタイル本店から始まったという話題のお香です。

聖徳太子の時代に香りの文化が花開いた、そのスタート地点と言われる淡路の工房で作られるお香は、あえて説明を加えず、それぞれの想像を掻き立てるというもの。

心の記憶を呼び起こす、日本の新しいお香体験を提案しています。

火を付けなくとも、パッケージを開けただけでも上質な香りが漂う14種のお香がセットになり、さらに限定数でリアルスタイルのオリジナルパッケージが登場しています。

 

 

他にも、世界から注目を集める調香師、ジェームズ・ヒーリーのクリエイションを堪能できるイギリスの香り「HEELEY」は、リアルスタイル本店ではフルラインナップを揃えています。

 

 

アポセカリーの原点である、修道院秘伝のハーバル・レシピから生まれるイタリアの香り「Camaldoli」を扱うのは、名古屋では珍しく、ボディケアを中心としたラインナップです。

 

 

高級ルームフレグランスの世界的パイオニアである「LINARI」、

 

 

世界を席巻する伝統と品格のフレグランスメゾン「DR.VRANJES」が共に揃い、

 

 

また、アートのような芸術的な佇まいのフレグランスブランド「MAD et LEN」や、

 

 

捺印のアイデンティティを香りに重ねた新進気鋭の注目ブランド「EDIT(h)」と、

香りのバリエーションが充実しました。

 

この秋、心からリラックスできる大人時間を演出してくれる、特別な香りを見つけませんか。

2022.10.22

秋のインテリア小物、新アイテムを見に行こう。

 

日ごとに秋の空気を感じるようになりました。夜を迎える時間が早まるにつれ、秋の夜長を過ごす空間にもお気に入りのインテリアを差し入れたいところです。リアルスタイルで今月開催中の20周年記念イベントでは、これまでにない限定アイテムが続々と登場し、新たな展開がスタート。すでに多くのお客様にご来店いただき、リアルスタイルの新しい一面をご覧いただいています。

 

 

そこで今回は新しく登場したインテリア小物をご紹介します。

まずは世界的に活躍の場を広げるドイツ・デュッセルドルフで立ち上がった有松絞ブランド「suzusan」とは今回コラボレーションが実現し、オリジナルのデザインハンカチが登場しました。素材には国産木綿と麻を使用、シャリっとした光を通す美しい透け感があり、桔梗麻柄の染め技法でリアルスタイルのロゴマークをデザイン。ユニセックスな明るめネオンカラーも取り入れながら、モダンなカラーリングにしています。地元愛知県の伝統工芸とコラボした絞りハンカチは、有松絞り職人が手がける一点もの。大き目サイズでハンカチとしてだけでなく、お弁当の包みなどにも使用できるサイズ感で、様々な用途でご利用いただけます。

 

 

また、リアルスタイル本店に新設されたフレグランスコーナーでは国内外のメゾンブランドが一堂に揃いました。ヨーロッパを代表するフレグランスブランド、「ドットールヴラニエス」、「リナーリ」をはじめ、HEELEY、マドエレン、カマルドリなどのアポセカリーブランド、また世界に向けた発信で注目の香水ブランド「EDIT」、国内初お目見えとなるインセンス「Awaji Encens」もお目見えしています。また、グリーンアイテムもさらに充実。アースカラーをはじめ素材感や発色の良い色柄が特徴の「ドマーニ」や、フェミニンで優しい雰囲気のガラス花器「ヘンリーディーン」が新たに登場しています。

 

 

テキスタイルコレクションにも、世界のハイブランドが採用するテキスタイルの産地・尾州から、トップメゾンでも使用される生地を生産する工房で、アパレル用テキスタイルの端材からインテリアに合うものをピックアップしてクッションカバーを制作しました。毛織物では名実ともにトップクラスの「尾州ウール」をインテリア分野で再利用し、アップサイクルしたアイテムになっています。

 

様々な新しいインテリアアイテムが揃う秋となりました。是非この機会にリアルスタイルへお立ち寄りください。

2022.5.25

キングストンソファが、ベッドになりました

 

新緑が美しい5月となりました。春から新生活を始めた方も、少しずつ慣れてきた頃でしょうか。
リアルスタイルでは毎年この時期に、カタログがリニューアルします!
総合カタログとなる「STYLE BOOK」は、リアルスタイルのオリジナル家具を中心に、ラグやリノベーション事例などもラインナップされており、今年もまた新しい一年がスタートするという高揚感と、新しい家具が掲載されたカタログをようやく皆さんにお届けできるようになったという安堵感とで、新年度のはじまりを改めて実感します。
STYLE BOOKでは新作家具を特別にピックアップすることはないため、「新作」であることが一見すると分かりづらいのですが、これまでになかった新しいアイテムはもちろんのこと、人気シリーズのサイズバリエーションなどが増えたりもします。

 

 

そして今回は、人気シリーズからの新作家具として「キングストンベッド」が登場しました。お馴染みのロングセラーモデル「キングストンソファ」は、体に心地よくフィットする柔らかな背当たりが人気ですが、その傾斜のついた背もたれをそのままヘッドボードに採用したのが「キングストンベッド」です。ベッドの上で、ソファのようにゆったりとくつろぐことができるよう、ファブリックのカバーリング仕様としています。お選びいただくファブリックによって、空間イメージを変えられるのも嬉しいところです。

 

これまでリアルスタイルで主流としていた木製ベッドでは、一般的なベッドと同様にマットをフレームの上に乗せていましたが、今回はマットをフレームにはめ込むという新しいスタイルです。ファブリックで覆われたフレームにマットが沈み込むようにセットされ、スタイリッシュでシャープなフォルムとなりました。これまでのようにフラットシーツを巻き込んでホテルのようなデュべスタイルにするのではなく、ボックスシーツごとフレームにはめ込むため、すっきりとしたベッドシーンをお楽しみいただけます。
ベッドに座る時、枕やクッションをたくさん入れて背当てにする必要もありません。ヘッドボードがそのままソファのような寛ぎを与えてくれる、リアルスタイルがこの春からご提案する、新しいベッドタイムの過ごし方です。新生活が始まって、少しだけ疲れが出てきやすいこの時期、眠りにつく前にヘッドボードに体をあずけるリラックスしたひと時が、より良質な睡眠につながったり、また休日の朝にはベッドの上でのんびりと過ごす時間が、心の休息にもなったり。皆さんの暮らしに寄り添うベッドになることを願っています。

2021.12.13

冬を感じる香り―リベルタパフュームの『NIVALIS(ニヴァリス)』

 

皆さまこんにちは。

 

 

12月に入り、冬晴れが心地良い季節になりました。

 

 

年末ということもあり、仕事に大掃除にと、

忙しい日々を送る人も多いのではないでしょうか。

 

 

そんな慌ただしい毎日のなかで、

ほっとリラックスできる香りを身に纏ってみるのはいかがですか?

 

 

今回はリベルタパフュームの新作で、

冬がモチーフの香り『NIVALIS (ニヴァリス)』を紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

『ニヴァリス』は、冬の温かさと冷たさの両方を表現した香りです。

 

 

冬といえば、
「風が冷たい」「雪が降って寒い」というイメージが先行するかもしれませんが、

 

 

外が寒いからこそ、人肌のぬくもりを感じたり、

 

 

クリスマスやお正月に大切な人と会い、心安らぐ季節でもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

寒いからこそ、誰かと一緒に過ごすことで、心も身体も温かくなる。

 

 

そんな「冬の温もり」まで表現した香りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

TOP:フェンネル、アルモアーズ、ユーカリプタス、ユズ
MID:ミモザ、アンブレットシード、シクラメン、ライスアコード
LAST:ムスク、バニラ、フランキンセンス、イリス

 

 

 

 

トップノートは、清涼感のある3種類のハーブの香り。

 

 

冬の朝、家のドアを開けた瞬間、

空気が冷たくて鼻がツンとする様子を表現しています。

 

 

 

ミドルノートは、炊く前の「お米」を表現した香り。

 

 

「小米雪」(=小米の粒のように細かく、さらさらと降る雪)という言葉から着想を得ており、

 

粉雪がさらさらと降るような、パウダリーな香りです。

 

 

 

ラストノートでは、ぬくもりを感じるムスクやバニラの香りが広がります。

 

 

 

はじめはひんやりと冷たい香りですが、
時間が経つにつれて、柔らかく温かな香りに変化していきます。

 

 

 

 

 

 

私は東北の雪深い地域出身なので、

ニヴァリスを初めてお試ししたとき、

 

 

コロナ禍でなかなか帰ることのできない故郷を思い出して、なんとも懐かしい気持ちになりました。

 

 

お店に来て下さった北陸ご出身のお客様と、

「ニヴァリスを嗅ぐと、なぜか雪が積もった地元を思い出す!」と盛り上がったことも(笑)

 

 

肌に乗せていただくと、雪が解けるように、より柔らかく優しい香りになりますよ。

 

 

ぜひ一度、店頭にてお試しください。

 

 

 

『LIBERTA PERFUME NIVALIS』

開催期間:2021年12月2日(木)~1月10日(日)

場所:リアルスタイル青山店

 

 

 

担当:櫻田

REAL Style 青山店
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷2-1-13 2F
tel 03-6450-6972 fax 03-6450-6973
open 11:00~19:00
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2021.11.21

LEE BROOM の照明で空間を彩る【青山店】

皆様こんにちは。

 

 

秋も深まり、コートが手放せない季節になってまいりました。

 

そんな時期にもなると、街の並木道がライトアップされ、煌びやかな灯りで包まれます。

 

外で楽しむイルミネーションも素敵ですが、 家の中も綺麗な灯りで彩ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

今回は、青山店で展開しているLEE BROOM(リーブルーム)の照明を紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

LEE BROOMは、英国を代表するプロダクトデザイナーの一人・Lee Broom (リー・ブルーム)により、

 

2009年に設立されたインテリアブランド。

 

設立以来、累計100種類を超える家具や照明を製作し、世界中で高い評価を得ています。

 

 

 

 

 

そんなLEE BROOMの照明は、天体をモチーフにしたものが多く、 ストーリー性がありとてもロマンチック。

 

 

 

 

 

 

 

その代表作が、本国イギリスで一番人気の「CRESCENT(クレセント)」。

 

 

半円と半円が重なった斬新なデザインです。

 

CRESCENT(=三日月)という名前の通り、よく見ると真鍮製の断面が三日月のように見えます。

 

球体の照明と異なり、見る角度によって表情が大きく変わるのも面白いポイント。

 

 

 

シェードはアクリル製でほんのりとした優しい灯り。

 

窓に映った姿も綺麗で、見ているだけで疲れが癒されそうです。

 

リビングに大小2灯吊ると、ソファに腰掛けながら、家でお月見気分が味わえるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

こちらは、英語で「月食」を意味する「ECLIPSE (エクリプス)」という照明。

 

ミラー部分とアクリルの発光部分が反射し合い、見る角度によって表情が変わります。

 

1灯だけでも幻想的な雰囲気を演出してくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、「ORION(オライオン)」という照明。

 

天体とその軌道を表現したデザインです。

 

 

 

 

 

 

 

複数個重なるように吊ると、天体図に載っている星座のようにも見えるなと思います。

 

 

ガラス製の球体の中に最新のLED技術を駆使した発光体が入っており、柔らかな光を放ちます。

 

ダイニングやリビングの主役になれるペンダントライトです。

 

 

 

 

 

日本ではシーリングライトやダウンライトが主流ですが、

 

ご自宅にペンダントライトを取り入れていただくと、 空間に陰影ができ、立体的な空間を演出することができます。

 

 

 

 

灯りが恋しい秋冬の季節。

 

是非、家の中をお気に入りの灯りで満たしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

担当:櫻田

REAL Style 青山店
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷2-1-13 2F
tel 03-6450-6972 fax 03-6450-6973
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2021.11.20

MUNI CARPETSの文様について【本店】

皆さまこんにちは

MUNI CARPETS第二弾です!

今回は文様について
お話ししたいと思います。

MUNI CARPETSの文様は中国の吉祥文様を用いています。

その中には海を渡り日本の古典文様になったものも少なくありません!

ひとつひとつ意味をもち生活の中で大切に扱われてきた文様となります。

こちらは見た人の心に響く蓮の文様となっております。
MUNI CARPETSの代表的なデザインです。

生命力ある蓮は、泥の中から華麗に花を咲かせ、見る人に神秘的な気持ちを
もたらす繁栄を表現した美しい花です。

古くからお守りとして蓮の花の美術品を身の回りにしつらえ、気持ちを浄化してくれる
不思議な力を持っています。
また、沢山の種を実らせる生態や、「蓮」、「連」が中国語「Lian」と同じ発音であることから、
幸福な結婚と子孫繁栄への願いが込められています。

優雅な気持ちにしてくれる魅力的な一枚です。

こちらのラグはブルーがとても綺麗なラグです。
ブルーは人の心を癒す効果があります。
植物染料を使って染めた天然藍のブルーはひときわ美しく、気持ちにそっと安らぎを届けてくれます。

そしてこちらの真ん中にある細かいお花の文様は梅となります。
梅は、厳寒を耐え忍び、春一番に花を咲かせるため、強い忍耐力と美、知恵を意味します。

こちらは松の木または火焔をシルエットで表現した意匠で、松塔文と呼ばれます。
松は古来東洋では生命力の強い植物であり、長寿や健やかな成長を願う文様として用いられました。
また火焔は仏教では悪魔を滅ぼし、世の中を照らすと言い伝えられています。

色合いなどとてもかわいいので、成長を願ってこども部屋にお勧めです!

いかがでしたでしょうか。
たくさんの現物を実際に見て頂ける貴重なPOPUPイベントとなりますので
是非12/5(日)までにお越しくださいませ。

皆さまのご来店心よりお待ちしております。

担当:堀木

REAL Style 本店
〒460-0015
愛知県名古屋市中区大井町1-41
tel 052-323-6262 fax 052-323-6264
open 11:00~18:00
closed on Wednesdays
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2021.11.19

~Louis Poulsen~part1【金沢店】

木枯らしに冬の訪れを感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
日が落ちるのも早くなり、照明の美しさを感じる時間が増えてきましたね。
本日は、147年の歴史があるデンマーク照明ブランド、ルイスポールセンのお話を。

1874年
デンマークで創業されたルイスポールセンは、ワインの輸入業者としてスタート。
その後一度は閉鎖されましたが1878年に金物屋として再建しました。
ちなみに、ルイスポールセンとは創業者の甥の名前から取られたもの。

1925年
近代照明の父とも呼ばれるPHシリーズの生みの親、ポール・へニングセンとのコラボレーションがスタート。
パリ万博に出品した3枚のシェードからなるテーブルランプにはじまり光をかたちづくる、というルイスポールセンのデザイン手法と、光とデザインの2つをお互いに作用させようするヘニングセンの考えが動き出しました。
PHとは、ポール・ヘニングセンの頭文字。

1958年
PHランプのシェードは、光の形、反射、グレアフリーの条件とし最良の形状をクリアしこの年PH5、PHアーティチョーク、PHスノーボールが誕生しました。
最大の特徴はグレアフリーであり対数螺旋を応用し光を数学的に解析されており、
心地よい光を生むすべてのシェードの内側にフロスト加工が施されており、柔らかく反射され上質な光で空間を包みます。
最終的にPH5が完成しヘニングセンの光に関する考察を元に生まれた美しさと機能性、そして品質の全ての要素を兼ね備えた20世紀を代表するプロダクトに。
2016年PH5は日本でその著名性が認められて立体商標として登録されている。

ルイスポールセンを語る上では、ポール・へニングセンは不可欠であり、
デンマークを代表するメーカーになったのは両方の光に対する思いが一つとなり、可能性を大きなものにした結果ではないでしょうか。

【いったん本物の照明を経験したら、生活は新たな価値で満ちあふれる。】

そう言葉を残したポール・へニングセン。

灯りとは、物を照らすだけの道具ではない。
デザインだけなはい、人間の暮らしの一部へと…

to be continued

担当:高桑

REAL Style 金沢店
〒921-8027
石川県金沢市神田2-3-1
tel 076-241-9888 fax 076-241-9887
open 11:00~18:00
closed on Wednesdays
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2021.11.18

KITCHEN TO TABLE【名古屋東店】

皆様、こんにちは。
11月も後半にさしかかり、年末に向けて家族で食卓を囲むイベントが増えてきますね。
本日はそんな今の季節にもぴったりな万能調理平鍋PETARIと食器J.MEZONをご紹介します。

PETARI(平鍋)

萬古焼の歴史から継承した平鍋は陶板をモチーフにした浅底が特徴で、
耐熱性に優れた独自開発の素材を使用しております。
ボディ内側の表面には無鉛で身体に優しいフリットコーティングを施し、
焦げ付きや食材の煮崩れを防止しています。
土鍋は温度変化しにくく、加熱をやめても保温力があり、冷めにくく、「余熱調理」が得意です。
蒸す、煮る、炒めるなど料理の幅を広げてくれ、取手をなくし、食器のような美しいリムをつけることで、そのまま食卓に出すことが可能です。

J.MEZON

HIBIという商品は、貫入という昔ながらの技法を応用してできた本物のひび割れ模様が特徴です。
ひび模様は窯の温度や外気の湿度、釉薬のわずかな厚みなどによって少しずつ線の入り方が変わります。
同じ模様が1つとしてないため、お気に入りの1枚を見つけてみるのもいいですね!
またベーシック4色は枕草子をモチーフに四季折々の美しさを独自の釉薬で表現しています。
表面のわずかなざらつきによって汚れが落ちやすく機能性も高いです。

今回ご紹介したPETARIとJ.MEZONのイベントは11/28(日)までの開催です。
PETARIは耐久性と機能性に優れた調理器具として、また食卓へ並べるとスタイリッシュな器として、年中使える事間違いなしです!
インテリアにも調和するこのニューフェイスを是非、手に取りご覧になってくださいませ。

ルイスポールセンの照明が多数入荷しております。
照明をお探し中の方も是非見に来てください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

担当:山口

REAL Style 名古屋東店
〒468-0003
愛知県名古屋市天白区鴻の巣1-215
tel 052-705-8136 fax 052-705-8139
open 11:00~18:00
closed on Wednesdays
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2021.11.14

MUNI CARPETS【本店】

皆さまこんにちは

11月に入って肌寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
今本店ではお部屋が暖かくなるアイテムをご用意しております。
本日はその中でも最もお勧めな素敵なラグをご紹介いたします。

クラシカル・チャイニーズラグに独自の美意識を加え、

クラッシックの中からモダンを抽出し、

時を超えた新しさをコンセプトにしている

MUNI CARPETS(ムニ カーペット)です。

かつて、中国の明朝末期から清朝初期(16世紀~18世紀)にかけ、宮廷に献上されていた幻の絨毯
「クラシカル・チャイニーズ・ラグ」と呼ばれるものが存在していました。(清王朝の滅亡により歴史の中で途絶えてしまいます。)
そのラグが20世紀初頭にはココシャネルやフランク・ロイド・ライトなど著名人の方に愛されるほど素敵なラグで
現在はメトロポリタン美術館やヴィクトリア&アルバート博物館などで保存・研究されています。

その美しく文化的価値のある絨毯を再び現代の生活に蘇らせたものがMUNI CARPETS(ムニ カーペット)です。


化学物質は一切使用せず、天然染料のみで仕上げられたMUNI CARPETSは
使うほどに艶がでて高級感が増し、美しい経年変化を遂げていきます。

献上品に用いられたニンシャ産の希少種の「タンヤン」と言われる
生後約3ヶ月の子羊のベビーウールとオータムウール(秋に刈り取るウールのみ)
こだわった繊維の細かいウールを使用している為、
肌触りがとても柔らかく格別です!

弾力性もある為、日本人が使用する裸足や横になる文化に最適なラグなので
是非触って実感していただきたいです。


模様にも縁起が良い意味があるのでまた次回は模様のお話しをさせていただきます!
11/20からPOPUPが始まりますので是非見にご来店お待ちしております。
その際に是非模様のお話しもさせて下さい!
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

担当:堀木

REAL Style 本店
〒460-0015
愛知県名古屋市中区大井町1-41
tel 052-323-6262 fax 052-323-6264
open 11:00~18:00
closed on Wednesdays
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2021.11.2

伝統と新しさの融合 ― 蔦屋漆器店の「輪島塗」

皆様、こんにちは。

 

いかがお過ごしでしょうか。

 

東京は気持ちのいい秋晴れの日が続いております。

 

 

 

 

突然ですが、皆様は「漆器」というと、どんなイメージをお持ちでしょうか。

 

 

 

 

伝統工芸品、高級品、お手入れが難しい、料亭やお祝いの席のもの etc.

 

「非日常なもの」という印象を抱いている方が多いかもしれません。

 

 

私もかつてはそうでした。

 

 

なんだか敷居が高いし、

自分の生活に取り入れるイメージが湧かない….

 

 

 

そんな漆器に対するイメージを大きく変えてくれたのが、

 

江戸時代から続く輪島塗の老舗「蔦屋漆器店」の器たちです。

 

 

 

 

 

 

輪島塗とは、石川県輪島市で生産されている漆器のこと。

 

 

輪島塗は、木に布を貼り、漆に地の粉(じのこ)と呼ばれる珪藻土の粉を混ぜるているため、

 

非常に丈夫で修理しやすいのが特徴。

 

ひとつ購入すれば、お直ししながら永く使い続けられる一生ものの逸品です。

 

 

 

 

 

先日、蔦屋漆器店の大工佳子様にご来店いただき、直接お話を伺う機会がございました。

 

 

 

その際に非常に驚いたのが、

 

「輪島塗は、和洋問わずどんなテーブルコーディネートにも馴染む」ということ。

 

 

 

輪島塗といえば、和なテイストで、しかも高級品。

 

それに相応しいお皿やカトラリーを選ばないと様にならないのではと思っていましたが、

 

 

 

テーブルコーディネートを本格的に学ばれている大工様によると、

 

意外にも輪島塗は、ガラスや洋食器との相性が良いんだそう。

 

 

 

 

 

 

実際に店内の展示でも、洋食器やガラスと合わせてみました。

 

異素材の器やカトラリーと掛け合わせることで、より輪島塗の漆の美しさが際立つように感じます。

 

 

 

 

 

 

昨今、輪島塗の新たな顧客や需要を開拓する動きがあります。

 

 

その中でも蔦屋漆器店は、

 

輪島塗の良さを広めるために、

 

様々な工夫をしながら現代の生活に合わせた商品を開発し、挑戦を続けています。

 

 

 

 

 

 

お猪口やカップは、あえて小ぶりなデザインにし持ちやすさを追求。

 

お椀も台座を低くして、洋食器とより馴染みが良いように。

 

器は絵のないものがほとんど。絵がないことで、修理がしやすく、他の食器とも合わせやすくなります。

 

 

 

元々の輪島塗の良さをしっかりと残しつつも、

 

デザインをほんの少しだけ現代の暮らしに寄せるだけで、

 

「自分の生活に取り入れてみたい!」と思うようになりますよね。

 

 

江戸時代から続く伝統を守り繋いでいきながらも、新しい形の輪島塗を広めようとする姿勢に胸が熱くなります!

 

 

 

 

11/11(木)まで、都内38店舗のライフスタイルショップにて

Japan Traditional Craft Week

というイベントを開催しております。

 

 

当店ではこの蔦屋漆器店の輪島塗を展示させていただいております。

 

 

今らしいエッセンスが少し入った、伝統ある輪島塗。

 

 

生で見ると、色や形の美しさや、たおやかな佇まいに引き込まれるはず。

 

是非店頭でお手に取ってご覧くださいませ。

 

 

 

担当:櫻田

REAL Style 青山店
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