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2021.5.6

400年の伝統【金沢店】

いつもありがとうございます。
 
 
本日のテーマは富山県高岡市の伝統をお伝えさせていただきます。 
 
 
 
 
 
400年の伝統に培われ、高度な鋳造技術が集積する町、富山県高岡市。
 
 
全国の生産量の9割を占めると言われる鋳物の町です。
 
 
よく目にするものといえば、小学校にある二宮金次郎像。
 
 
高岡銅器は江戸時代のはじめごろからつくられ、当初は鍋、釜(かま)、農具のような鉄鋳物の日用品が主でした。
いつしか梵鐘や大灯篭、大仏などの大型銅器や、仏具、火鉢、煙管(キセル)、矢立なども造られるようになりました。
昨今では当たり前に海外へ輸入していますが、当時には珍しく明治期にパリやウィーンなどの万博博覧会に出品した歴史もあり、世界各地の美術館に作品が展示されるなど日本を代表する伝統工芸品のひとつとなりました。
 
 
そんな日本を代表する鋳物の現代版ともいえる製作をしているモメンタムファクトリー・オリイ。
昭和25年に折井着色所として創業以来、当地の伝統技術を受け継ぎ、仏像、梵鐘、茶道具や美術工芸品に至るまで、さまざまな鋳造品の着色を手がけてきました。
 
 



 
 
高岡銅器の着色というのは、上からペンキを塗るようにして色を着けるのではなく薬品を塗ったり火で熱したりすることで、銅に化学変化を起こし色を引き出し発色させています。
 
 
美しい発色は、
実際目で見ると繊細で独特な色模様が浮き出てくるような、不思議な魅力を感じられます。
 
 
本日~5月30日(日)までPOPUPを開催しております。
 
 
是非鋳物の新しい世界観を覗きにきてください。
 
 
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
 
 
 
担当:高桑
 
REAL Style 金沢店
〒921-8027
石川県金沢市神田2-3-1
tel 076-241-9888 fax 076-241-9887
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