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2021.2.5

お客様からのQ&A  照明編Ⅰ 【金沢店】

 

 

 

 

皆さま、いつもありがとうございます。

店頭でお客様によくご質問いただく内容についてQ&A形式でお話させていただきたいと思います。

 

 

本日は、照明についてのQ&Aをお話させていただきます。

 

 

Q: 

すぐに落ち着く空間を作りたい時、

何から変えるといいですか。

 

A: 

優しい光の照明を灯すこと

これが近道だと思います。

 

 

 

 

考え方は人それぞれではありますが、照明はインテリアの中でも目に見えた効果がすぐに出やすいと感じています。

 

 

さて、インテリアにおける照明の役割ってそもそも何でしょうか。

当たり前なようで意外と考えてみる機会は少ないかもしれません。

 

 

読んで字のごとく、“明るく照らす”のが照明です。

 

しかし、元々の照明の役割はそれで間違いないですが

現代での照明の役割は単に明るく照らすことだけではないです。

 

むしろ、その逆かもしれません。

 

 

 

20世紀の照明デザイン界を代表するポール・ヘニングセンは照明について数々の名言を残しています。

 

その中の一つをご紹介させていただきます。

 

「夜は昼にならない。」

 

 

 

 

これは、夜にどれだけ明るく周囲を照らそうと昼になることはないということです。

 

昼と夜、つまり、光と闇のサイクルを感じながら暮らすこと自体を重要視しています。

 

それこそが自然で健康的な生き方であるということを示唆しています。

 

 

 

 

 

日本の住宅の多くは天井の真ん中に明るい照明(主にシーリングライト)がつけられています。

 

明るくなることで不便さが減るような気がしますが、白い光で全体的に照らすことで単調な空間となります。

 

 

自然光と違って実験室のような雰囲気になりかねません。

その単調な光は、家具などのインテリアの魅力さえも軽減させてしまいます。

 

 

誰もが、キャンプの焚き火や夕日を眺めて心を和ませた経験があると思います。

 

 

昔は、蝋燭や提灯など、暗さの中に美を見出す豊かな灯りの文化がありました。

 

今はどうでしょうか、時代の流れの中でいつの間にか暗い部屋は貧しさの象徴のような感覚や

照明は単に明るさのためのものとして捉えられてしまっていませんか。

 

 

 

いくら名作照明であっても煌々と照らされたところで灯しても美しさは失われます。

闇があるところに光があります。暗さがあるからこそ、光の存在を感じるのです。

 

 

簡単に落ち着く空間を作る時は、まずは、シーリングライトを消して、優しい光の照明器具を灯してみてください。

お気に入りの飲み物をカップに注ぐことも忘れずに。

人やモノを美しく魅せる照明は、あなたを優しい気持ちにしてくれます。

 

 

照明は一つ一つ、デザイナーの芸術作品です。

それを街中のインテリアショップで買って自宅で灯せるっていいですよね。

造形、光から心地よい時間と空間をぜひ感じてください。

 

 

 

“照らす”ということが単に空間を照らすということではなく、人の心を照らすことが照明設計の理想です。

変化するのは光であることに間違いないけれど

それが、空間と気持ちを変化させていることに気づく。

そこに、”何となくだけど変えたい”の答えが一つでもあれば

ちょっとだけ、毎日愉しめる気がしていいですよね。

 

 

“人が受ける情報の8割は視覚”

光が変われば心も変わるということ、意外とすごく単純な話かも知れません。

 

 

夕方にご来店いただけますと夕日が落ちた店内で光の良さを感じていただけると思います。

まずは、店頭で音楽でも聴きながら、お話に耳を傾けてみてください。

 

イメージをカタチのあるものにするのが私たちの仕事です。

専門的な照明設計はプロにおまかせください。

 

 

こんな世の中になるとは誰も思っていませんでしたが、

照明の光で一人でも多くの方の夜の時間が優しく、そっと明るく照らされることを願っています。

 

 

 

担当:駒井

 

 

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