コロナ禍の影響で、家族旅行ができなくなったため、蔵王の温泉付別荘を購入した施主。別荘では居住する仙台市内のマンションでは実現できない「非日常」的な空間を望み、白色系の色調は使わないことを希望されたため、もともとの白いサッシを全て塗装し黒に変更。アイアンの室内窓や什器をセットし、畳も黒色、壁紙も黒やグレー色、家電や諸々のインテリア雑貨も黒基調で統一しました。ダインライトやスイッチ類のカバーも黒でまとめ、大変ご満足をいただきました。この別荘地には約700区画の敷地が整備されており、うち500の敷地には別荘が建っています。山や川もある広大な別荘地は、管理事務所で集中管理され、１箇所しかない電動式の侵入ゲートは、リモコンを所有してない外部の業者などは、記帳しないと開けてもらえないシステムになっています。この別荘は施主が使用してない時には、レンタル別荘として稼働させる計画で、現在１０を超える貸し別荘の稼働率は８０％を超えているようで、「非日常」に加えて「おもてなし」も主要なコンセプトでした。