築20年以上のマンションのエントランスの改修工事。

殺風景で冷たい印象だったエントランス部分を人が集まったり、人を呼んだりしたくなる場所にとのご要望でスタートしました。

宅配BOXや防犯カメラ等を設置したり、インフラ部分のグレードアップも含め、既存の窓など極力無駄な手を加えず、インテリアを中心にプランしました。

以前はメリハリが無く、全て同じタイルで単調。照明も全体に配灯してあり退屈な空間でした。

今回はメインの壁を明確にし、空間にメリハリを持たせることで今までよりも広く感じるようになりました。

床も木目のタイルと細かいタイルの2種類のタイルを形状を活かした貼り分けをすることで役割を明確に。

家具の中にはカメラのレコーダーやモニタ等を収納し、すっきりと。

家具や照明ありきでプランすることで無駄な照明も必要なく、うまく影を作る事で家に帰ってきたような安心できる空間を実現できました。

少しでもマンションに帰ってきた時にほっこりしていただければと思います。以前は多少唐突だった窓も、昼と夜の違いを楽しんでいただく為の重要な要素になりました。